父ちゃんは心配!心因性視力障害

娘との会話

先日、娘にある事実を打ち明けました。
娘は数年前、心因性視力障害と診断されたことがあります。
そこで今回は、娘の心因性視力障害について書いていきます。

心因性視力障害とは

難しい説明は専門的なサイトに書かれていますので割愛しますが、目や脳、その他身体的に問題がないにもかかわらず、気持ち的な問題で視力に障害が出る状態のことをいうそうです。

発覚

小学校に通っていたころ、学校から1通の手紙をもらってきました。
『視力検査で異常が認められたので眼科で診てもらってください。 』 とのこと…。
恥ずかしながら普段の生活から娘の視力が落ちていることに全く気が付いていませんでした。
それから数日間、注意して娘を見ていたのですが、視力が悪いようには見えません。父ちゃんは世界トップレベルの近視であるため、視力が悪い状況は身をもって知っています。それでも娘の視力が低下している風には見えなかったのです。

受診

数日後、娘を眼科に連れて行きました。視力検査や色覚検査、その他もろもろ検査をしてもらった後、父ちゃんだけ別室に呼ばれました。

父ちゃん
父ちゃん

おいおい…親だけ呼ばれるってやばいやつか><

お医者様は開口一番こう言いました。
「娘さんの検査結果ですが、おそらく異常はありません。」
まずは安心しました。しかしこの状況…。なぜ別室?なぜ親だけ?
軽くパニックです。

診断結果

結果的には心因性視力障害だと診断されました。
根拠はいろいろあるのでしょうが、父ちゃんが理解できそうな言葉でこう説明されました。
・眼そのものに異常は無さそうであること。
・脳や神経の異常も無さそうであること。
・色覚検査では(色を並べたりする)検査内容の間違え方に規則性がないこと。
おそらくもっと専門的な根拠もあったのだと思いますが、こんな感じの説明をされた記憶があります。

原因

気持ち的な問題ということですが、娘は何が原因だったのか?
これについては断定はできないが、と前置きをされた上でこう説明されました。
『 心因性視力障害の原因としてはいろいろ考えられますが、娘さんの場合…
眼鏡への憧れではないでしょうか。』

父ちゃん
父ちゃん

へっ?

当時お医者様に言われて覚えている内容としてはこんな感じです。
『心因性視力障害の原因は、ストレスだったり悩みだったり色々な原因が考えられます。ですが、このくらいの年齢の女の子に起こる心因性視力障害の原因は、眼鏡への憧れが多く見られるのです。』
『娘さんとお話をした結果、大きなストレスや不安というよりは、眼鏡への憧れではないかと思いました。』
『気持ち的な原因ですので、本人を責めたり認めなかったりすることが一番よくありません。』
『ほかに原因がある場合は、ストレスを無くしてあげるか、不安や問題を解決してあげる必要があります。』
『眼鏡への憧れの場合、しばらく眼鏡のある生活をさせてあげるといいと思います。間違っても、視力に異常がないのだから甘えるな。というようなことは言ってはいけません。』

心当たりとしては、父ちゃんは家では眼鏡をかけていましたし、母ちゃんは運転中には眼鏡をかけていました。当時の担任の先生も眼鏡でした。誰に憧れたのかは分かりませんが、とにかく安心しました。
実際に身体的な問題はないため、通常の生活では見えているようなのです。眼鏡をかけるためのチャンスとでも捉えていたのでしょうか、検査や授業中なんかに見えにくくなるようです。

対策

まずは、検査に問題はなかったと娘に伝えました。でも、学校で見えにくくなると困っちゃうから、眼鏡を作ろうと提案しました。お医者さんが言ってたけど、眼鏡をしているとそのうちよくなるみたいだよ。と。
そして、眼科からもらった診断書をもって眼鏡屋さんに行きました。作る眼鏡は度の入っていない眼鏡です。それでも眼鏡屋さんは診断書を見て理解したのか、しっかりレンズを選定するために視力検査からしっかりやってくれました。

娘は眼鏡をかける生活を始めました。度は入っていないにもかかわらず、授業中もよく見えると喜んでいました。

経過

数か月眼鏡をかける生活をしていた娘でしたが、逆に眼鏡が煩わしくなってきたようです。家では全くかけなくなりました。学校にも持っていかなくなりました。話を聞くと、眼鏡をしなくても見えるようになってきた、とのことでした。
眼鏡をかけていたからよくなったのかもしれないね。治ってきたなら眼鏡はしなくてもいいよってお医者さんが言ってたよ。と、いつしか眼鏡はかけなくなりました。

あれから数年

本人には心因性だということは伝えないほうがいいとお医者様に言われていたので、娘には先日まで言わずにいました。
ところが、当時娘がかけていた眼鏡が引き出しの中から見つかって、懐かしいね、と話題になったのです。成長した娘にそろそろ話してもいいかと思い、当時のことを話してみました。

父ちゃん
父ちゃん

むすめちゃん。君は小学生のころ心因性視力障害と診断されて、とっても心配したのだよ。(そして、あーだこーだと当時のことを話してみた)

むすめ
むすめ

うん、知ってる。眼鏡したかったから!

父ちゃん
父ちゃん

君、くすぐりの刑ね…

最後に

わが家の場合、結局は笑い話になる程度のことでした。しかし、当時はとても心配でした。そして、心因性視力障害なんて言葉も娘の件で初めて知りました。気持ち的な問題は難しいことも多いと思いますが、知って理解してくれる人が増えますように。

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