「ギガ」の使い方

娘との会話

書いておこうと思い立ったが、私自身どう書けばよいのか悩んでいる。
娘がこんなことを言う。

むすめ
むすめ

ギガがヤバいから今月は外で使うの控えなきゃ

むすめ
むすめ

外で動画見てたらギガが足りなくなる

とりあえず言いたいことは分かる。
しかし、これは日本語として成り立っていない。

私が知ってる「ギガ」は、単位などに付けることで、基本の10億倍を意味する。と言ったところだ。
念のためWikipediaで調べてみたが

ギガ(giga, 記号:G)は国際単位系 (SI) における接頭辞の1つで、基礎となる単位の109(=十億)倍の量であることを示す。 1960年に定められたもので、ギリシャ語で「巨人」を意味する γίγας (gigas) に由来する。 … 日本語の翻訳においても「ギガ」に訂正されることなく「ジゴ」として扱われている。

とある。
概ね間違ってはいない。

言葉の意味が時代と共に変わっていくというのは分かる。
実際、広辞苑の記載内容も少しずつ変化しているそうで、「やばい」には「のめり込みそう」という意味が追記されているらしい。なかなか秀逸な解釈だと感心する。
「ブルー」に「ゆううつである」という意味が追記された時はちょっとした話題になったものだ。

だが、「ギガ」は違うだろっ!と声を大にして言いたい!!
このままでは数年後の子供たち、「テラが足りない」と言うのだろうか?
ますます意味不明である。

コメント

タイトルとURLをコピーしました