先日、東京オリンピックの各種観戦チケットの当選者が発表されました。
ニュースやワイドショーでも大きく報道され、注目度の高さがよくわかります。
それもそのはず、前回日本で開催された夏季オリンピックは実に50年以上も前の話です。父ちゃんも全然産まれてません。
観戦チケットに申し込んだ人も申し込まなかった人も、当選した人も落選した人も、なんだかんだ言って楽しみですよね。
父ちゃんは申し込みすらしませんでしたが、やっぱりどこか楽しみにしています。
開催するためにかかる費用だとか、施設のその後だとが、デメリットもいろいろ騒がれていますが、せっかく日本で開催されるのですから楽しんだ方が得です。
そこで、東京オリンピック2020で行われる競技の中でも、父ちゃんが注目している競技「馬術」を紹介したいと思います。
※本文中の写真はイメージです。オリンピックの競技とは関係ありません。
馬術
馬術は男女の区別なく同じ条件で実施されます。また、動物を扱う唯一の競技です。オリンピックでの馬術では3つの種目が行われます。
馬場馬術
簡単に言うと、馬の演技の正確性と美しさを競う競技です。
決められた競技エリアの中で、馬自らがダンスをするようにステップを刻みます。テンポのいいリズム、緻密かつダイナミックな演技、躍動感のあるダンスには、この競技を知らない人でもすぐにこの魅力に吸い込まれること間違いなしです。
選手はできるだけ小さなモーションで馬に指示を送り、馬はそれに対してとても正確に応えていきます。まさに人馬一体とはこのことです。
イメージとしてはフィギュアスケートのお馬さん版といったところでしょうか。
障害馬術
簡単に言うと、馬の障害物競走です。
と言ってしまうとこの競技のすごさが伝わりにくいのですが、様々な障害物を決められた順番に飛越し走行していきます。障害物が落下してしまったり、障害物をよけてしまったりするミスをせずに、規定タイム内でのゴールを目指します。
障害物には最大で高さ160cmのものや、奥行き200cmのものがあります。鍛えられた馬でもこれらの障害物を超えていくには、選手とのタイミング、踏み切り位置、スピードやバランスなど全てが揃わなくては飛越できません。
どうですか?想像していた障害物競走とはだいぶ異なる印象になったのではないでしょうか。
総合馬術
馬場馬術、障害馬術に加えてクロスカントリーの総合競技です。
クロスカントリーは自然に近い形状に、竹柵、生垣、池、水濠、乾豪などが、丸太などの天然素材で作られ設置されたコースを駆け抜ける競技です。
コースの全長は6km近くあり、障害物は40を超え、そのコースを10分ほどで走ります。タイムを縮めるには最短コースを走り抜ける必要がありますが、障害物を超えられないなどのリスクは大きくなります。安全策をとればタイムが伸びません。まさに選手の駆け引きと人馬のテクニックが必要になってきます。
まとめ
選手のコンディションはもちろんのこと、馬のコンディションを整えてくるのも大きなポイントになります。また、人馬のコミュニケーションや信頼関係がとても重要になります。
ヨーロッパ諸国、アメリカなどが強豪国として挙げられますが、近年日本の実力も均衡しています。是非とも注目してみてください。

父ちゃん。お馬さんはかっこよくてきれいだね。

そんなお馬さんがステップを刻んだり、障害物を飛び越えたりするんだ。

なんだか見てみたくなったよ。
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