娘が本を読んでいる!!

娘との会話

娘がすごいことを言い始めました・・・。

むすめ
むすめ

おもしろい本があるよ。

父ちゃん
父ちゃん

えっ?マンガじゃなくて?

むすめ
むすめ

うん、おもしろい本だよ。

父ちゃん
父ちゃん

雑誌じゃなくて?

むすめ
むすめ

うん、本だよ。

父ちゃん
父ちゃん

世界の終わりか・・・???

むすめ
むすめ

・・・

小学生のころは読書感想文こそ最大の敵であった娘が、楽しく読んでいる本を見つけたそうです。今日はその本について紹介したいと思います。読書嫌いの娘が出会った本、いったいどんな本だったのでしょうか?

「5分後に意外な結末」という本らしいです。

これは父ちゃんも読まなくては!!と思い読んでみました。

1話が4ページから10ページくらいで構成された短編集でした。

それぞれの話には、タイトル通りの意外な結末が用意されている物語で構成されています。

最初の1話だけ紹介させてもらいます。

主人公は田舎町のバスの運転手。
ほぼ毎日買い物のためにバスに乗ってくるおばあさん。

そのおばあさんは、少しずつバス停を移動させていました。
運転手は、そのおばあさんの行為に気づき、あまりにも大きく移動されてきたら会社に相談し問題にしようと考えていました。

運転手がしばらく黙っていたのをいいことに、バス停の移動距離は日に日に大胆になっていきます。いよいよ問題にしなくてはと考えていたころ、おばあさんが亡くなったことを知ります。

しばらくすると、そのバス停からおじいさんが乗ってきました。運転手は、見慣れないそのおじいさんに話しかけてみました。

運転手は意外な事実を知ることになります。

おばあさんは、そのおじいさんのために買い物に行っていたこと。
おばあさんは、病気で余命宣告されていたこと。
おばあさんは、やり残したことがあると入院を拒否していたこと。

そして、移動されたバス停の前が、おじいさんの住む家であったことを・・・。

どうですか?

短いストーリーの中に、どこか引き込まれてしまう魅力が詰め込まれています。

短編集であるが故に、登場人物の心理描写は最低限必要なものだけとなっていて、その分読者の想像がその結末の印象を大きく変えてくることでしょう。

おそらく父ちゃんが感じた印象と娘が感じた印象はそれぞれ異なるものではないでしょうか。それを話すことでさらなる発見があるかもしれません。

また、短時間でも本を開こうと思わせる短編集であり、ひとつひとつの話にしっかりとした結末が用意されています。忙しい中学生にはおすすめです!!

考えさせられるもの、心がほっこりするもの、微笑ましいもの、たくさんの話が収録されていてとてもおもしろい本でした。

続いて娘が手にした本は、「5分後に思わず涙。」

「5分後」シリーズのひとつでした。

コンセプトは変わりませんが、思わず涙腺を緩ませてしまう結末が用意されています。

この「5分後」シリーズ、調べてみたら何冊もシリーズ化されています。

是非1冊、手に取ってみてはいかがでしょうか。

むすめ
むすめ

ねっ、おもしろいでしょ。

父ちゃん
父ちゃん

うん、読みやすいし引き込まれるお話がたくさんあるね。

コメント

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